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国宝犬山城

“国宝”の名に相応しい、現存する日本最古の天守『国宝犬山城』

犬山城の紅葉
晩秋は古式の天守とモミジの共演を楽しめる(画像提供:犬山市観光協会)

木曽川や市街地を一望できる、天守最上階からの眺めがおすすめ

織田信長の叔父・信康が築城したとされる国宝犬山城。現存する12天守の中で日本最古のものです。望楼型の天守は見た目にもとても美しく、近くには木曽川と中山道が通るため、交通や物流の要所としても武将たちがこぞって手に入れたがった城と言われています。

また、犬山城は「後堅固(うしろけんご)の城」とも言われています。その理由は背後に流れる木曽川から城までが断崖絶壁で、石落としもあったことから。木曽川以外の三方も外堀で固められ、攻めにくい城だったのです。そのため、戦国時代は大戦の舞台となり、城主もめまぐるしく代わりました。

江戸時代に入り、元和3年(1617)に当主となった成瀬正成は、4階に高欄の間を、3階に破風の間を整備。その後、成瀬氏の城主が続き、明治維新になると廃藩置県のためいったん愛知県所有となったものの、明治24年(1891)の濃尾地震による被害の修復のため、再び成瀬家の所有に。平成16年(2004)に財団法人に移管するまで、個人所有の城だったことも珍しいことです。

城内を見学すると、床や天井などの古木材に歴史を感じられるはず。天守最上階からは犬山市や名古屋市、木曽川を一望できる絶景を堪能できます。

登閣道(画像提供:犬山市観光協会)
登閣道(画像提供:犬山市観光協会)
天守からの眺め(画像提供:犬山市観光協会)
美しい紅葉と国宝犬山城 (画像提供:犬山市観光協会)

登城の記念にゲットしたい

御城印

ユネスコ無形文化遺産「本美濃紙」の産地で漉かれた美濃和紙を使用。地元の書家・松浦白碩氏による揮毫と、背景には犬山城にゆかりのある織田家・豊臣家・徳川家・成瀬家の家紋が描かれています。

【場所】犬山城前観光案内所 (犬山市犬山北古券12-17)
【時間】9:00~16:30
【料金】300円(1枚につき)

犬山城の御城印
(画像提供:犬山市観光協会)

犬山エリアには紅葉の名所がいっぱい!「桃太郎紅葉船」「紅葉ルートバス」が運行

犬山エリアは桜や紅葉の名所としても知られています。晩秋には一帯の樹木が色付き、天守からの眺めはもちろん、お城へ向かう登閣道でも紅葉を楽しめます。

また、秋の犬山には、犬山城だけでなく、寂光院や桃太郎神社など紅葉の名所が点在しています。見頃に合わせて「秋の犬山紅葉船」や「紅葉ルートバス」が特別運行。それぞれ違った楽しみ方で、鮮やかに染まる美しい犬山の風景を楽しんでください。

愛知のおでかけスポット
国宝犬山城

コクホウイヌヤマジョウ

愛知県犬山市犬山北古券65-2
アクセス:【車】名神高速道路「小牧IC」より約25分 【公共交通機関】名鉄「犬山駅」より徒歩約17分

0568-61-6000 (犬山駅観光案内所)
  0568-61-1711 (犬山城管理事務所)
9:00~17:00 (最終入場16:30)
12/29~31
一般550円、小中学生110円
有(有料)
https://inuyama.gr.jp/

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SAKURA編集部_Mayuka.Y

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