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犬山祭

江戸時代から続く犬山の春の風物詩!「からくり車山」が城下町を練り歩く

ユネスコ無形文化遺産「犬山祭」
各町の車山がからくり人形を披露しながら、桜咲く城下町を練り歩く (画像提供:犬山市観光協会)

桜DATA
■見頃/3月下旬~4月上旬
■本数/犬山城・木曽川遊歩道 約400本
■主な品種/ソメイヨシノ

第389回 犬山祭

■日程/2023年4月1日(土)・2日(日)
■場所/犬山城下町一円
※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、従来の内容を変更して開催する場合があります。お出かけ前に主催者にお問合せください。

寛永12年(1635)から始まる針綱神社の祭礼で、毎年4月の第1土曜・日曜に行われる「犬山祭」。 ユネスコ無形文化遺産、国の重要無形民俗文化財に指定されている由緒あるお祭りです。 注目は、愛知県の有形民俗文化財に指定されている豪華絢爛な3層の車山(やま)。13輌が城下町に繰り出し、笛や太鼓に合わせてからくり人形を披露します。ちょうど桜が見頃の時期と重なるため、桜と車山の豪華な共演を見られます。

1日目を「試楽祭(しんがくさい)」、2日目を「本楽祭(ほんがくさい)」と言い、当日は各町から13輌の車山が針綱神社に向けて出発。神社に集結するとからくりを順次奉納し、その後、からくりを披露しながら城下町を巡行します。13輌すべてが江戸時代から伝わるからくり人形を操り、奉納からくり人形を披露するのは、全国でも珍しいと言われています。実際に人の手で操られるからくり人形は必見です。

犬山市公式キャラクター「わん丸君」

満開の桜と華麗な車山の共演は、錦絵のような美しさ!

ユネスコ無形文化遺産「犬山祭」
高さ8mにもなる三層の車山(画像提供:犬山市観光協会)
ユネスコ無形文化遺産「犬山祭」
江戸時代から守り継がれるからくり人形(画像提供:犬山市観光協会)

大迫力の「どんでん」や、幻想的な「夜車山」も犬山祭の見どころ

「からくり奉納」以外にも、犬山祭には見どころがいっぱいあります。その一つが、重さ3トン超えの車山を方向転換する「どんでん」。城下町を巡行した際に、針綱神社前や犬山駅前、本町交差点などで、男衆が豪快に車山を担ぎ上げて180度方向転換。掛け声とともに息の合った「どんでん」を披露すると、観衆からも拍手と歓声が!方向転換だけでなく、担ぎ上げたままどれだけ移動できるかにも注目です。

もう一つは、「夜車山」。夜になると各車山に付けられた365個の提灯を一斉に灯して巡行。「どんでん」は夜にも行われ、昼間とはまた違った絢爛さと迫力で観衆を惹きつけます。

ユネスコ無形文化遺産「犬山祭」
夜は365個の提灯を一斉に灯して巡行する「夜車山」が行われる(画像提供:犬山市観光協会)

犬山祭 周辺お出かけスポット

国宝犬山城
天文6年に織田信康によって創建された、現存する日本最古の木造天守。
https://inuyama-castle.jp/

ユネスコ無形文化遺産に指定
犬山祭

イヌヤママツリ

愛知県犬山市犬山
アクセス:【車】名神高速道路「小牧IC」より約25分 【公共交通機関】名鉄「犬山駅」より徒歩約17分

0568-61-6000(犬山駅観光案内所)
有(有料)
https://inuyama.gr.jp/festival.html

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SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

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