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白川公園 パブリックアート

★ 【最新版】愛知名古屋近郊 アート・絶景を巡る秋のフォト旅★

名古屋市のオアシス白川公園は、無料で楽しめるパブリックアートの宝庫!

名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
名古屋市科学館前にある「メキシコの翼」は人気の撮影スポット!
(©️SAKURA編集部)

名古屋市民のオアシスとして知られる白川公園。園内には名古屋市科学館や名古屋市美術館もあり、子どもから大人まで連日多くの人が訪れる観光スポットです。

白川公園は無料で楽しめるパブリックアートの宝庫!園内をぐるりと歩くと、巨大な作品や、地面に描かれた作品、樹木や石と同化した作品まで、さまざまなアートに出会えます。公園散策を楽しみながら気軽にアートに触れられます。

 フォトポイントはココ!
名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
ホルヘ・マリン《メキシコの翼》
(©️SAKURA編集部)

メキシコの翼

名古屋の姉妹都市メキシコ市から贈られた全長390cmの翼のブロンズ像。身体と「願い、勇気、努力」の精神の羽ばたきの可能性を表現した作品。目の前に立って翼の写真を撮れます。

名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
今井瑾郎《イメージウォール円・景》
(©️SAKURA編集部)

イメージウォール円・景

白川公園のランドマーク「噴水」の後ろにある巨大なモニュメントもパブリックアートの一つ。アート×噴水×科学館が融合した白川公園ならではの一枚を。

まずは、名古屋市科学館前と、名古屋市美術館前に注目を!

8.93haの広さを誇る白川公園。園内を歩くとまず目に留まるのが名古屋市科学館のプラネタリウムではないでしょうか。太陽の光がきらきらと当たる直径39.2mの巨大な球体。世界最大級とも言われる大きさにわくわくしますよね。

園内にはさまざまなアートに溢れていますが、最も見つけやすい場所が、名古屋市科学館前と名古屋市美術館前です。名古屋市科学館前には、白川公園のランドマークともいえる大きな噴水がありますが、その後ろにモニュメントがあることをご存知でしょうか。こちらは、今井瑾郎氏の作品《イメージウォール円・景》。「1986年度名古屋市都市景観賞」を受賞しています。直線的なステンレスの柱が連なり、噴水と一体。こちらも光が反射して近未来的な印象を受けます。

名古屋市美術館のアプローチの脇にあるのは、空気で動く彫刻「モビール」の発明者であるコールダー・アレクサンダー氏によるモニュメント《ファブニール・ドラゴンⅡ》。北欧神話に登場する龍をイメージして創られた作品で、赤い胴体に付いた白・黒・黄・赤・青の5色の翼が風によって揺れ動きます。

名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
緑豊かな白川公園。パブリックアートに目を向けて園内を散策してみよう
(©️SAKURA編集部)
名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
今井瑾郎《イメージウォール円・景》
(©️SAKURA編集部)
名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
コールダー・アレクサンダー《ファブニール・ドラゴンⅡ》
(©️SAKURA編集部)

白川公園内の意外な場所にアートを発見!

名古屋市科学館の近くには、メキシコを代表する芸術家ホルヘ・マリン氏による作品《メキシコの翼》があります。これはメキシコ市から姉妹都市40周年を記念して贈られた約4mのブロンズ像で、身体と「願い、勇気、努力」の精神の羽ばたきの可能性を表現した作品です。世界各地に設置されており、フォトスポットとしても人気。壁に絵がれた翼はよく見かけますが、立体感ある彫刻は珍しく、実際に多くの人が撮影を楽しんでいました。

噴水近くを歩いてみると、地面に描かれたイリヤ・カバロフ氏の作品《彼らはのぞきこんでいる》を発見。描かれているのは、柵ごしに体を乗り出して下を覗きこんでいる16人の少年たち。覗き込んでいる先は、本来真っ暗であるはずなのに、この作品は真っ白。「下を見ながら空を見るとはいかに?」と、見る者に難解なテーマを問いかけています。

公園の西側の林を歩くと、ホルスト・アンテス氏の《名古屋のための5つの人体》が見え隠れします。作者自身が白川公園を視察して制作されたというこの作品。不思議な風貌の5つの人体は、見る角度によって見え方が異なります。反対側の色が違うものもあり、5つすべてが収まる角度を見つけてみてはいかがでしょうか。

名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
イリヤ・カバロフ《彼らはのぞきこんでいる》
(©️SAKURA編集部)
名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
ホルスト・アンテス《名古屋のための5つの人体》
(©️SAKURA編集部)

公園の東側、《メキシコの翼》の隣にある、セバスティアン氏の《椰子(パルマス)》 は、木々が生い茂っていても存在感抜群。半円形のアーチで形作られた椰子の木に寄りかかる二つの腕と手が表現されたモニュメントで、1993年にメキシコ市から贈られました。名古屋市美術館がメキシコ・ルネサンスの作品を多く所蔵していることや、《メキシコの翼》《椰子(パルマス)》が設置されているなど、名古屋とメキシコの深い繋がりを象徴しているようです。

野水信氏による《跨ぐ放物線体》《二つの石を貫く円筒》は、白川公園内の自然に溶け込んでいるかのようです。ぱっと見るだけでは発見できないモニュメントも多く、意外な場所にあるアートを見つける楽しみがありますよ。

セバスティアン《パルマス》
(©️SAKURA編集部)
名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
野水信《跨ぐ放物線体》
(©️SAKURA編集部)

アートな気分を高めてくれる名古屋市美術館周辺

名古屋市美術館周辺は、思わず写真を撮りたくなるモニュメントが点在しています。アントニー・ゴームリー氏の《接近Ⅴ》もその一つ。アントニー・ゴームリー氏は、イギリスの現代彫刻を代表する作家で、彼自身の体を型取りした彫刻で知られている人物です。地面にへばりついた突如現れる真っ黒の鉄の人体像に、「これは誰?」と驚かされますが、思いもしない場所で出会えるのもパブリックアートの醍醐味ですね。

《風の祭り》を手掛けた新宮晋氏は、風や水など自然の力で動く立体作品を制作する芸術家。カラフルな部分が風ぐるまのようにくるくると動くので、風や天候によって表情が変わります。目に見えない自然のリズムをアートによって体感できます。名古屋市美術館を訪れた際は、企画展と一緒に周辺のパブリックアートも楽しみながらアート気分を高めませんか。

名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
アントニー・ゴームリー《接近Ⅴ》
(©️SAKURA編集部)
名古屋市白川公園はパブリックアートの宝庫
新宮晋《風の祭り》
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伏見駅すぐ、名古屋の憩いスポット
白川公園 パブリックアート

シラカワコウエン パブリックアート

名古屋市中区栄2丁目
アクセス:【車】名古屋高速道路「白川出口」より約7分 【公共交通機関】地下鉄「伏見駅」4・5番出口より徒歩5分

無(周辺有料駐車場を利用)
https://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/page/0000058575.html

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SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

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