愛知県|瀬戸市|蔵所町|伝統・産業体験めぐり
瀬戸蔵ミュージアム

1000年以上の歴史を誇る愛知の焼きもの「瀬戸焼」を知るならここ!

愛知県 瀬戸蔵ミュージアム
石炭窯と煙突(画像提供:瀬戸蔵ミュージアム)

昭和30~40年代の瀬戸の町にタイムスリップ!疑似体験しながら瀬戸焼を知る

瀬戸蔵ミュージアムは、観光施設「瀬戸蔵」内にある、瀬戸焼のすべてがわかる総合博物館。「瀬戸の20世紀」をテーマに、やきもの工場や石炭窯、せともの屋など、懐かしい昭和の町並みが再現され、瀬戸焼の伝統と文化を紹介しています。

施設は瀬戸蔵の2階と3階部分にあり、2階部分には、瀬戸焼の大量生産で活気のあった昭和30~40年代の瀬戸のまちが広がります。入ってすぐのところには、やきものの大量輸送を担っていた緑色の“せとでん”や、当時まちの象徴として親しまれた旧尾張瀬戸駅が展示されています。

かつて瀬戸に多くあった木造のやきもの工場も再現され、やきものがつくられる工程を紹介。工場の外には焼くために必要な石炭窯と、高さ約9mの煙突も。せともの屋には紐でくくられた瀬戸焼が所狭しと並び、当時の瀬戸のまちを疑似体験しながら、やきものの歴史に触れられます。

愛知県 瀬戸蔵ミュージアム
”せとでん”の扉は現在では珍しい手動式扉を復元。電車マニアにも人気!(画像提供:瀬戸蔵ミュージアム)
愛知県 瀬戸蔵ミュージアム
当時の町の象徴でもあった旧尾張瀬戸駅(画像提供:瀬戸蔵ミュージアム)

全長30m以上!瀬戸焼の歩みが分かる、3階「大パノラマ展示」は必見

3階部分は、1000年以上ある瀬戸焼の変遷を全長30m以上の大パノラマ展示で紹介しています。鎌倉時代から室町時代にかけて作られた「古瀬戸」と呼ばれる施釉陶器や、明治時代に海外の万国博覧会に出品された名品、戦時中の代用品、戦後の瀬戸を支えた洋風人形「瀬戸ノベルティ」など、瀬戸焼を特徴づけるやきものがずらりと並びます。

愛知県 瀬戸蔵ミュージアム
瀬戸焼の1000年の歴史が分かる大パノラマ展示(画像提供:瀬戸蔵ミュージアム)
愛知県 瀬戸蔵ミュージアム
高いものは高さ約170cm!明治時代に海外の万国博覧会に出品された瀬戸焼(画像提供:瀬戸蔵ミュージアム)
瀬戸焼の歴史を今に伝える
瀬戸蔵ミュージアム

セトグラミュージアム

愛知県瀬戸市蔵所町1ー1
アクセス:【車】東名高速道路「名古屋I.C.」「長久手I.C.」から瀬戸方面へ約30分 【公共交通機関】名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」から徒歩約5分

0561-97-1190
9:00~17:00(最終入館16:30)
年末年始、月1回臨時休館あり
一般520円、高大生・65歳以上310円、中学生以下無料
有(有料)
seto-cul.jp

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

当情報のアップデートや修正提案はこちら

当情報に関する体験口コミコメントを見る、または投稿する


この記事を書いた人

SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

よかったらシェアしてね!

いいね👍体験口コミ

コメントする

10 − 3 =