犬山の継鹿尾(つがお)山にある、風光明媚な「尾張のもみじ寺」
紅葉DATA
■見頃/11月中旬~12月上旬
■品種・本数/イロハモミジ、カエデなど約1000本
もみじまつり
2024/11/5(火)~12/5(木)
犬山寂光院は、継鹿尾(つがお)山の中腹にある真言宗の寺院。愛知県最古の千手観音霊場で、静寂の中に風格を漂わせる風光明媚な山寺です。歴史は古く、654年に孝徳天皇の勅願により建立されたのが始まりと言われています。
本尊の千手観世音菩薩は秘仏とされ、60年に一度、甲子(きのえね)年に限って御開帳されます。最近では大正15年、昭和59年に御開帳があり、例外として平成22年の「平成大修理」落慶記念の際にも御開帳されました。境内には、国の登録文化財に指定される本堂、随求堂、弁天堂、薬医門があります。1565年に織田信長が参詣したことから「中興織田信長公画像」も残されています。
約1000本が色付く境内、葉が細かく見ごたえ十分!
フォトポイント
① 七福神が祀られた石段の参道や本堂坂前から本堂を見上げる景観
② 本堂脇展望台から望む絶景
寂光院は別名「尾張のもみじ寺」と呼ばれる紅葉の名所。10万坪の広い境内には約1000本のイロハモミジやカエデ類の木々が立ち並ぶため、紅葉シーズンは多くの参拝客で賑わいます。この地の紅葉は、巨木が多くて葉が細かく、色鮮やかに染まるという特徴があるため、見応えたっぷり。石段参道や本堂坂前から本堂を見上げる景観がおすすめです。
山寺の静寂、本堂に至る参道脇の風情、本堂脇展望台から望む犬山城、小牧城、名古屋の高層ビル群などの絶景とともに、紅葉を観賞できます。今年も見頃に合わせて「もみじまつり」が開催されます。
山麓広場から、七福坂またはスロープカーで本堂へ
山麓広場から本堂へは「七福坂」を上ります。320段の石段には七福神が祀られ、七福とは七つの徳のことで、320段を上ることによって七つの徳が身に付くようにと願われています。階段に自信がない方は「スロープカー」で快適に行けますのでご安心を。石段を上ったり、スロープカーに乗りながら、山麓広場~本堂までの紅葉を楽しめます。
寂光院のある継鹿尾(つがお)山は、かつて「霊山」と呼ばれ、現在もパワースポットとして注目されています。標高273mの継鹿尾山には東海自然歩道が通り、山頂からは木曽川や濃尾平野を一望できます。寂光院を参拝した後は、山頂を目指してみませんか。寂光院から山頂は約1kmほど。秋のハイキングにぴったりです。
別名「尾張のもみじ寺」
寂光院
ジャッコウイン
愛知県犬山市継鹿尾杉ノ段12
アクセス:【車】尾張パークウェイ(県道461号線)「犬山出口」から約1分 【公共交通機関】名鉄犬山線 「犬山遊園駅」から徒歩約20分(タクシー約5分)
0568-61-0035 (犬山寂光院)
8:00~17:00(入山時間)
無休
参拝無料
有(一部有料)
https://www.jakkoin.com/
寂光院から車で約7分
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)
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