三河湖すぐ!緑豊かな豊田市下山エリアでウインナーづくりに挑戦
ピックアップお楽しみ情報
- スパイスや食材持込でオリジナルウインナーに!
- BBQ利用で、作ったウインナーをその場で食べられる!
- 下山の幸がいっぱい!ご当地ジェラートも大人気
豊田市下山地区、巴川を見下ろす立地に佇む「手づくり工房 山遊里(やまゆり)」。名古屋から東名高速道路を使用して車で約1時間ほど。山遊里から車で5分ほどのところには、三河地方を潤す愛知県下最大の灌漑用の人造湖である三河湖があり、山里の豊かな自然に恵まれたエリア。四季折々の表情を楽しめ、ドライブやツーリング、ウォーキングにもおすすめです。
山遊里は、その名前の通り「山里を遊ぶ」をコンセプトに、食を中心とした体験ができる施設。人気の「ウインナーづくり」や冬季限定「本格ロースハムづくり」の手づくり体験をはじめ、工房自慢の自家製ハム・ソーセージや、下山地区の特産品や野菜の直売、食材持ち込みができるバーベキュー、ご当地ジェラートなど、‟食”がいっぱい。道の駅のように気軽に立ち寄れるのも魅力です。
新鮮な豚肉と天然の羊腸を使用!自分で作るウインナーは格別
【ウインナーづくり】
■期間/通年
■時間/10:00/12:00/14:00(1日3回)※所要時間約90分
■休み/水曜
■料金/1kg(2~3名)3,300円、2kg(5~6名)6,600円
■予約/予約優先、10名様以上は要予約(電話にて)
※エプロンや、お持ち帰り用の保冷バッグ・保冷剤(夏場)があると便利です。
山遊里といえば、やっぱりウインナーづくり。これを体験せずには帰れません!当日参加もできますが、各回定員数があるため、確実に体験したい方は予約がおすすめです。
材料は、豚ミンチ1kg、塩、砂糖、ウインナーミックス、羊の腸、水。道具はウインナーメーカー、ボール、ハット、はさみ。スタッフさんの説明の後、しっかりと手を洗ってスタートです。各テーブルには、かわいいウリボウの手順表が置いてありますよ!
まずは、味付けのベースとなる塩と砂糖、ウインナーミックスを氷水に入れて、ダマが無くなるまでしっかりと混ぜます。その後、豚ミンチと合わせてねっとりするまでよくこねます。豚ミンチは鮮度を保つため、しっかりと冷やしてあるので、最初はすごく冷たい!手が冷え冷えになりながらも美味しいウインナーを目指してとにかくこねます。塊を潰すようにとにかくこねる……を繰り返すと、最初はボロボロだった豚ミンチがだんだんねっとり。しっかりとこねた方が美味しくなるそうです!
1kg(2~3名)コースでは、ノーマルの味と、もう一つお好みの香辛料を使って、合計2種類のウインナーを作ります。選べるのはブラックペッパー、とうがらし、バジル、ガーリックから1種類。こねた豚肉を半分に分けて、片方にスパイスを入れます。なんと、スパイスや食材は持込みもOK!おすすめは、とろけるチーズや、プロセスチーズ、コーン、バジルの葉とのこと。中には詰めづらい食材もあるため、持込希望の食材がある場合は、事前に相談してみましょう。
腸詰めはコツを掴めば簡単!家族や仲間と楽しく体験できる
ここからはいよいよウインナーづくりの要、腸詰め!水鉄砲のような形をした「ウインナーメーカー」という専用の道具を使います。ウインナーメーカーの筒の中に先程こねた豚肉を詰めていきますが、ポイントは空気をしっかりと抜くこと。空気が入っていると破れやすかったり、空洞が入ったウインナーになってしまいます。
レバーをセットして、ノズルに付けてある羊の腸の先端を結んだら、レバーをカチャカチャ押して豚肉を詰めていきます。天然の羊の腸は乾燥すると破れやすくなるため、水に浸けながらゆっくりと詰めていくのがコツ。豚肉を入れ過ぎても破れるため、耳たぶぐらいの柔らかさになるように加減。腸詰めは思いのほか難しく、大人も熱中してしまいます。破れずに詰められると、500gで約1.5mのなが~いウインナーができますよ。
最後まで詰め終わったら、次はねじる工程。ウインナーを手でやさしく押しながらねじる場所を決め、好みの長さでねじっていきます。すると、よく見るウインナーの形に。多少長さが違っても大丈夫なので、手を濡らしながらやさしくねじるのが、破らないコツとのこと。ここまで来たらほぼ完成です!
最後は70度~80度で20分ボイルし出来上がり!あつあつのウインナーは、外はパリッと、中はふっくら柔らか。豚肉の甘みやスパイスをしっかりと感じられます。スパイス味のウインナー(今回はバジルをチョイス)もパンチがありおつまみにも合いそうです。自分で手間暇かけて作ったウインナーは格別!これまでのウインナーの見方が変わるかもしれませんね。
茹でたウインナーは約1kgもあるので、試食後はお持ち帰りできます。保存の目安は冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月。希望者には、ボイル仕上げの後、桜のチップでスモーク仕上げにもしてもらえます(別途料金・冬季がおすすめ)。バーベキュー場を利用してそのまま焼いて食べてもOK。出来立てをオリジナルドッグパン(140円/ケチャップ・マスタードあり)に挟んで食べても美味しいですよ!冬季限定で本格ロースハムづくりも開催しています。
【本格ロースハムづくり(スモーク仕上げ)】
■期間/12月~3月 ※冬季限定
■時間/1回目:漬け込み(所要時間1時間)、漬け込み期間7~10日間
2回目:仕上げ(糸巻き、ボイル、スモーク約5時間)
■休み/水曜
■料金/1本(三河産豚ロース約1kg)4,950円
■予約/要予約(電話にて)
せっかくなら出来立てをBBQで!食材持込や店頭購入もOK!三河の自然の中で気軽に楽しもう
BBQ広場は巴川沿いにあり、爽やか!屋根が設置されているため、急な雨や日差しを避けながら快適に過ごせます。食材は持込自由のフリースタイル。もちろん、自分で作ったソーセージや、店頭に並ぶ山遊里自慢のソーセージやハムを購入しても◎。BBQ用の野菜の販売はないため、野菜の準備は必須。家族や仲間と一緒にお好きなスタイルでBBQを楽しみましょう。
【BBQ広場】
■期間/通年
■時間/10:00~16:00
■休み/水曜
■料金/1基3,300円(1基10人まで)
■貸出/焼き網、鉄板、炭ばさみ、たわし、潜在、ごみ袋、木炭3kg(追加分3kg880円)
■予約/要予約(電話にて)
豊田の幸がいっぱい手づくりジェラートで一息!
ソーセージやハムが有名な山遊里ですが、「山遊里に来たらぜひ食べてほしい」と店長の柴田吉久さんがおすすめするのが手づくりジェラートです。その理由は、豊田の幸がいっぱい詰まっているから。香り高い農薬不使用の下山茶や、フレッシュな豊田産ブルーベリーをはじめ、春はいちごや五平みそ、よもぎ、夏はもも、モンゴル岩塩、ハチミツ、秋はいちぢく、紫いも、カボチャ、冬は黒豆、煮豆など、ここならではのご当地フレーバーを満喫できます。
フレッシュな手づくりジェラートは、濃厚なのに後味すっきり!夏は特におすすめです。季節によってフレーバーが異なるため、何度来ても楽しめますね!
ハム・ソーセージ工房&直売コーナーで特産品をお買い物♪
店内には、工房でつくるハム・ソーセージがずらり!素材には三河産の秀麗豚や錦爽鶏を使用し、塩はモンゴルの岩塩、砂糖は手づくりのマスコバト糖。無添加のみりんや醤油にもこだわっています。
山遊里ソーセージは、さまざまなハーブスパイスを混ぜて羊や豚の腸に詰めた後、乾燥、スモークした手間を惜しまない味。梅しそソーセージ、くるくるソーセージ、和風ソーセージが人気のようです。山遊里ハムは、香味野菜やハーブのオリジナルスープに1週間以上漬け込み熟成した後、桜の薪でスモークした本格派!お中元やお歳暮、贈答用にされる方も多いそうです。
店内では、その場で食べられる‟焼きたて”も販売。おすすめはミネアサヒ米粉を使ったナンにウインナーを挟んだ「こめナンドッグ」。「ペッパーチーズドッグ」「ホットドッグ」もお昼ごはんやおやつにぴったりです。 山遊里の周辺には自然がいっぱい!三河湖や香恋の里も近いので、手づくり体験やBBQを楽しみながら、ぜひ出かけてみては?
手作体験からBBQ、直売まで楽しめる
手づくり工房 山遊里
テヅクリコウボウ ヤマユリ
愛知県豊田市羽布町柿田15-1
アクセス:東海環状自動車道「豊田松平IC」より約30分
0565-91-1186
10:00~17:00
水曜、年末年始
有(無料)
http://yamayuri.karennosato.com
※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。
この記事を書いた人
SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)
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