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津島神社

毎月1日は津島神社へ!朔日参りで楽しめる「花まいり」「限定御朱印」

愛知県尾張 津島神社の花手水
毎月1日・15日の「花まいり」では、手水舎が季節の花で華やかに彩られる
(©️SAKURA編集部)

日本三大川祭りの一つ「尾張津島天王祭」で有名な津島神社。「津島さん」「天王さん」と呼ばれ親しまれています。御祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。540年、欽明(きんめい)天皇元年の鎮座と伝えられ、1400年以上の歴史を誇ります。京都の八坂神社と並ぶ天王社として崇められ、全国に3000以上点在する津島神社の総本社です。

参拝者の癒しに…「花まいり」始まりのきっかけは新型コロナウイルス

津島神社の手水舎
【花まいり】
■開催日/毎月1日・15日
■内容/手水舎を季節のお花で彩ります。夜間は水中ライトで照らされ、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。

近年、SNSで話題になっている津島神社の花まいり。始まりのきっかけは、新型コロナウイルスでした。2020年4月、感染予防対策として手水舎の柄杓を撤去し、パイプで水を流し直接手水をする形に変更を余儀なくされました。感染拡大が続く中で、少しでも参拝者の癒しになればと、2020年9月、津島神社崇敬会からの献花を水に浮かべたことがスタートです。

当初は、境内東側の手水舎で毎月1日の月次祭「おついたちまいり」に合わせて行っていましたが、より多くの参拝者に喜んでもらえるよう場所を正門南側の手水舎へ移しました。また、さらにお花を奉納いただけるようになり、毎月1・15日の2回開催になりました。名前も「花まいり」に改められ、今では津島神社の行事として定着しています。

手水舎には人感センサー付きの照明が付き、夜間でも花手水が良く見え、安心して手水ができるようになりました。今年の9月には水中ライトが追加。昼間とはまた違った雰囲気の中で花まいりを楽しめると好評です。

愛知県尾張 津島神社の花手水
尾張津島天王祭のまきわら船をイメージ
(画像提供:津島神社)
愛知県尾張 津島神社の花手水
心癒される爽やかな色使い♪
(画像提供:津島神社)
愛知県尾張 津島神社の花手水
同じ「赤」でもさまざまな品種が!
(画像提供:津島神社)

飾りつけを担当するのは、津島神社の巫女さんたち

花まいりは、巫女さん全員の意見を取り入れながらデザインが決定します。お花の種類が固まらないように均等に配置していることや、大きいお花から浮かべて、小さいお花を後から入れることで沈みにくくしているなど、”映える”コツもあるようです。津島神社のインスタグラムでは、制作風景の動画もアップされていますよ。

今では、花まいりを目的に毎月津島神社へ足を運ぶ参拝者もおり、巫女さんたちの励みになっているようです。11月は紅葉など秋を感じられる花まいりが予定されているとか。どんなお花で彩られるか、どんなデザインか、待ち遠しいですね。

愛知県尾張 津島神社の花手水
巫女さんが1から丁寧に仕上げる「花まいり」
(画像提供:津島神社)
愛知県尾張 津島神社の花手水
当日から約1週間ほどはそのままお花が飾られているそう
(画像提供:津島神社)

花まいりと一緒に楽しみたい、 朔日(おついたち)参り限定御朱印

津島神社の限定御朱印

【朔日(おついたち)参り限定御朱印】
■初穂料/500円
■方法/書置きのみ ※郵送対応不可
※毎月1日に限定数100枚で頒布(15日は行っていません)

毎月1日の「おついたちまいり」では、「朔日(おついたち)参り限定御朱印」が頒布されます。2022年2月から始まった限定御朱印で、8月はひまわり、9月はダリア、10月はガーベラのように、宮司さんが描く季節の花があしらわれています。繊細かつリアルなタッチが目を惹く絵は、御朱印がぱっと華やぎ、毎月揃えたくなるほど。特に1日が土日と重なる時は、すぐに予定枚数に達してしまう人気ぶりです。

愛知県尾張 津島神社の御朱印
9月の朔日参り限定御朱印
(画像提供:津島神社)
愛知県尾張 津島神社の御朱印
10月の朔日参り限定御朱印
(画像提供:津島神社)

参拝の後は、秋の境内を散策してみよう

境内を歩くと、朱塗りの柱と桧皮葺(ひわだぶき)の屋根の社殿に目が留まります。中でも、本殿と楼門は国の重要文化財に指定され、本殿は、徳川家康の四男で清洲城主・松平忠吉が病弱だったことから妻政子が寄進、楼門は豊臣秀吉が寄進したと言われています。

また、津島神社には樹齢500年を超える2本のイチョウの大木があり、秋は黄金色に色付き訪れる人を楽しませます。参拝の際は、花手水や御朱印はもちろん、歴史的価値の高い建造物やイチョウにも注目してみてはいかがでしょうか。

愛知県尾張 津島神社の拝殿
朱塗りの柱と桧皮葺の屋根が特徴的な拝殿
(画像提供:津島神社)
愛知県尾張 津島神社の拝殿のイチョウ
思わず写真に収めたくなるイチョウの大木
(画像提供:津島神社)
「尾張津島天王祭」で親しまれる
津島神社

ツシマジンジャ

愛知県津島市神明町1
アクセス:【車】東名阪自動車道「弥富IC」よりR155経由で約15分 【公共交通機関】名鉄「津島駅」より徒歩約17分

0567-26-3216
9:00~16:00
有(無料)
https://tsushimajinja.or.jp/
@tusima_official
津島神社【全国天王総本社】

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

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