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第73回 西尾・米津の川まつり

矢作川の川面に揺れる約1500個の万灯と盛大な打上花火の饗宴

愛知の花火大会西尾米津の川まつり
上空にはスターマイン、川面には万灯の灯り。(画像提供:西尾市観光協会)

2022年8月15日(火)

■打ち上げ時間/19:30~20:30
■会場/矢作川米津橋下流
■打ち上げ数/約3000発
≪雨天・荒天時≫ 小雨決行、荒天時および河川増水時は9月2日(土)に順延

ビュースポットはココ!
■打ち上げ場所が目の前に見える矢作川の両岸(堤防沿い)
■ゆっくり見るなら、米津橋南側より上流方向の道路沿い付近
■少し離れたところでは八ツ面山展望台、稲荷山茶園公園、上塚橋周辺

矢作川での水難事故が続いたことをきっかけに、水難者や戦没者、地震などの災害で亡くなった方々の霊を慰めるために始まったと言われる「西尾・米津の川まつり」。毎年8月15日のお盆に開催され、今年で74回目を迎えます。

見どころは、矢作川の川面に揺れる万灯と打ち上げ花火の饗宴。花火は米津橋下流で打ち上げられるので、両岸から間近で見られ迫力があります。夜景&花火を同時に楽しみたい方は、 八ツ面山展望台、稲荷山茶園公園、上塚橋周辺からの眺めがおすすめ。万灯は見られませんが、夜空に花開く大輪の花火を存分に楽しめます。

読経が流れる中、万灯によるあたたかい灯りの帯が続く

19時から読経・焼香とともに、万灯流しが始まります。読経が流れる中、川面には約1500個の万灯が流れ、水難者や戦没者の霊を慰めます。あたたかい灯りが川面をゆらゆらと揺れる幻想的な風景が広がります。

万灯とは、四角い枠に紙を貼って箱型にした日本の伝統的な照明の一つ。万灯流しには、灯りを目印に死者の魂をあの世へ送り届けるという意味があります。川まつりで流れる万灯は、地元の方による手づくりのもの。米津町内の商店などで販売され、当日は地域の人が万灯に送り火の灯りを入れ、大切に川へ流します。

愛知の花火大会西尾米津の川まつり
矢作川を約1500個の万灯が流れる幻想的な風景。(画像提供:西尾市観光協会)

1時間に約3000発!絶え間なく続く華麗なスターマイン&仕掛花火

19時30分からは、いよいよ花火大会がスタート。当初は、西尾・米津の川まつりの中で、手持ち花火が上げられていましたが、20年程前から、現在のような盛大な花火が打ち上げられるようになりました。開幕スターマインから仕掛花火、創作花火まで、1時間という短時間に、約3,000発が次々に上がります。最も近い矢作川両岸は、打ち上げ場所から約150mの位置にあたり、頭上に大迫力の花火を見られます。

川面には万灯のあたたかな灯り、上空には華麗なスターマインや仕掛花火。二つの饗宴によって、ロマンチックで幻想的な光の世界が作り出されます。

愛知の花火大会西尾米津の川まつり
豪快な音とともに弾け咲く、圧巻の迫力!(画像提供:西尾市観光協会)
愛知の花火大会西尾米津の川まつり
西尾の夏の風物詩として親しまれている川まつり。(画像提供:西尾市観光協会)
万灯と花火が西尾のお盆の夜を彩る
第72 回 西尾・米津の川まつり

ダイナナジュウニカイ ニシオ・ヨネヅノカワマツリ

愛知県西尾市米津町
アクセス:【車】伊勢湾岸道「豊明IC」から車で25分 【公共交通機関】名鉄「米津駅」から徒歩5分

0563-57-7840(西尾観光案内所)
有(無料)※会場周辺は駐車可能台数が限られているため、公共交通機関をご利用ください
https://nishiokanko.com/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

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