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三河工芸ガラス美術館

★ 【最新版】愛知名古屋近郊 アート・絶景を巡る秋のフォト旅★

キラキラと輝く巨大万華鏡「スフィア」に溶け込んで、美しい一枚の画に!

愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
巨大な万華鏡の中に飛び込んで、フォトジェニックなシルエット写真が撮れる
(©️SAKURA編集部)

ガラス工芸家である館長の神谷一彦さんが手掛ける作品をはじめ、約60点のガラス工芸品を展示する美術館。光・音・動きを通して、さまざまな角度からガラスアートの魅力を体感できます。

注目は世界最大級の巨大万華鏡「スフィア」。一面鏡に覆われた空間へ足を踏み入れると一気に別世界へ!館内の作品はスマートフォンで撮影OK(一眼レフカメラ、ミラーレス、自撮り棒は持込み不可)。ガラスアートを鑑賞して、芸術の秋を満喫しませんか。

 フォトポイントはココ!
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
足を踏み入れると壮大なストーリーが始まる!
(©️SAKURA編集部)

巨大万華鏡「スフィア」

カラフルな万華鏡写真や、人物が入ったシルエット写真などを撮影できます。シャッターチャンスは後半約45秒!

愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
「竹林」のシーン。四季折々の風景が空間いっぱいに
(©️SAKURA編集部)

彫刻鏡の部屋「四季」

床も天井も壁もすべて鏡でできた不思議な空間。「四季」をテーマに、壁には草木の彫刻があり、桜~樹氷へ季節が変化します。

作品と人物が一体に!巨大万華鏡「スフィア」は宇宙に吸い込まれるような不思議な感覚

名古屋から車で約1時間、西尾市の住宅街にある三河工芸ガラス美術館。地元出身のガラス工芸家・神谷一彦さんが2000年に設立しました。2018年からスマホ撮影ができるようになったことでSNSで話題となり、女性を中心に、今では県外からも多くの人が訪れます。

展示室は2階と3階。2階へ上がると、早速巨大万華鏡「スフィア」の順番待ちの列が!人気の高さを伺えます。その大きさは、長さ7.3m×幅3.1m×高さ2.55m。2002年、当時世界最大の万華鏡としてギネスブックにも載りました。機械工作の設計の仕事していた神谷さんが、「美しいものを作りたい」と手作業で一から制作した傑作です。

鏡でできたトンネル型の空間へ足を踏み入れると、映像・音楽とともに約1分30秒のストーリーがスタート。3基のステンドグラスが回転し、54枚もの鏡に反射して幻想的な模様を映し出します。「生命と宇宙の起源」をテーマに、壮大な宇宙の旅へ出発。空間全体に反射する映像は、まるで宇宙に吸い込まれるような不思議な感覚です。

シャッターチャンスは、後半約45秒ほど「ビッグバーン」のシーン。これまでの宇宙のシーンが、一気に明るくなり、色鮮やかに。シルエット写真など雰囲気のある写真を撮れます。出口付近には人物の顔を明るく撮影できるよう、ライトが設置してあります。万華鏡の中が暗い宇宙のシーンの時に、ライトの方を向いて撮影すると、暗くなりすぎず、表情が見える一枚になります。

愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
約1分30秒の宇宙の旅へ!ステンドグラスの回転などのシステムも神谷さんが手掛けた
(©️SAKURA編集部)
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
一気に明るくなり、クライマックスを迎える「ビッグバーン」
(©️SAKURA編集部)

「見て」「触れて」ガラスアートの魅力を発信!体感できるミュージアム

2階には、ガラス工芸品が多数展示されています。ライトアップされてより輝きが増した細部まで美しいガラスのオブジェや、ステンドグラスによるジオラマ作品、映画の名シーンを再現したガラス彫刻「シネマグラス」など多彩。一言で「ガラスアート」と言っても、さまざまな技法や表現方法があることに驚かされます。

巨大万華鏡「スフィア」や、彫刻鏡の部屋「四季」を見てもわかるように、「体感できる」ことを大切にしている神谷さん。3階「生活とガラスアート館」では、ガラス彫刻を背景にしたフォトスポットや、笑顔の自分が万華鏡にいっぱい映る「スマイル万華鏡」、ガラス製の「クリスタル万華鏡」などがあり、見て、触れて、より身近にガラスアートの魅力を感じられます。

愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
ライトアップされて幻想的!さまざまな技法を用いたガラス工芸品が多数
(©️SAKURA編集部)
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
動きのあるステンドグラスで表現された「光彩」
(©️SAKURA編集部)
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
映画の名シーンをガラス彫刻で再現「シネマグラス」
(©️SAKURA編集部)
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
鏡筒・ステンドグラス・オイルワンドのすべてが回転する特殊な万華鏡「ユニバーサル・カレイドスコープ」
(©️SAKURA編集部)

鑑賞後は、自分でガラス工芸作品を作ろう!

見るだけじゃ物足りない!という方は、ご自身で作品づくりに挑戦しませんか(要予約)。サンドブラスト、ステンドグラス、スパークルミラー、ガラスフュージング、バーナーワークなどさまざまな技法を体験できます。小学生以上から体験できる気軽なコースから、しっかりと学びたい本格的なコースまであります。

おすすめは「スパークルミラー」。サンドブラスト技法で深彫りした鏡の裏に、銀ラメの顔料で色付けした美しいミラーで、巨大万華鏡「スフィア」や彫刻鏡の部屋「四季」のようなきらめきをご自宅でも楽しめます。その他、万華鏡を手作りできるコースもあり、こちらは5歳以上から体験OK。家族で夢中になれますよ。

愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
瓦が印象的な三河工芸ガラス美術館
(©️SAKURA編集部)
愛知県西尾市にある三河工芸ガラス美術館
16種類のデザインから選べる(現在の価格は1点3,000円~)
(©️SAKURA編集部)
SNSで話題!巨大万華鏡を体験できる美術館
三河工芸ガラス美術館

ミカワコウゲイガラスビジュツカン

愛知県西尾市富山町東郷5
アクセス:【車】東名高速道路「岡崎IC」より約50分【公共交通機関】名鉄西尾線「西尾駅」より、六万石くるりんバスで寺津矢田線「富山北バス停」下車

0563-59-3334
10:00 ~17:30(最終入館17:00)
月曜、第1火曜 ※臨時休館あり
中学生以上1,000円 、小学生600円、3歳以上400円
有(無料) 
http://mikawakougei.com/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

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