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漬処 壽俵屋（じゅひょうや） 扶桑總本家

自分で作る「守口漬」は格別！手漬けの伝統製法を体験できる

世界で一番長いと言われる長さ120～130cmもの守口大根を使い、伝統製法で漬け込む尾張地方の特産品「守口漬」。壽俵屋（じゅひょうや） は、守口大根の全国シェア7割を占める一大産地・扶桑町に唯一工場を構える漬物の老舗です。

守口大根の収穫は12～1月。日持ちがしないため、収穫後はその日のうちに塩漬けされます。その後、酒粕や味醂粕に漬け込んで熟成させ、これを丹念に繰り返し、約2年もの歳月をかけて仕上げていきます。最初の塩漬けから仕上げ漬けまで5回もの漬け込みを経てじっくりと熟成された壽俵屋の守口漬は、琥珀色の輝きと旨み、芳醇な香り、カリリとした歯ごたえが自慢。原料は守口大根と酒粕、味醂粕、食塩、砂糖のみ。保存料や着色料は一切使用せず、明治時代から伝わる伝統製法で、職人が一本一本丁寧に作っています。

なが～い守口大根を使って、守口漬の仕上げ漬けに挑戦！職人技を体験してみよう

壽俵屋では守口漬の手作り体験ができます。「漬け込み仕上げ体験＆工房見学」では、味の決め手となる仕上げ工程を体験。一人１本、長い守口大根を酒粕から取り出し、古い酒粕を取り除いて、新しい酒粕に漬け込みます。自宅に持ち帰り、2～3ヶ月ほど熟成させて完成です。

「自分だけのまぜまぜきざみ奈良漬体験＆工房見学」では、７種類のお漬物（守口大根・瓜・きゅうり・生姜・すいか・なす・菊芋）から、お好きな3種類を選んで細かく刻み、酒粕に漬け込みます。刻む大きさは自由！野菜ごとに違った食感を楽しめます。

どちらも工房見学付きなので、守口漬が作られる様子を実際に見て学べます。壽俵屋では、昔ながらの職人技に触れられる体験や見学を通して、守口漬の魅力を発信しています。