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あいち朝日遺跡ミュージアム

★ 【最新版】雨の日も遊べる体験ミュージアム★

弥生時代を代表する遺跡、東海地方最大の「朝日遺跡」を紹介するミュージアム

思考力アップ 創造力アップ

あいち朝日遺跡ミュージアム
カラフル勾玉作りは土日祝日に1日2回開催。そのままお持ち帰りできるので、ご自身のお土産に体験する人も多いそう(画像提供:あいち朝日遺跡ミュージアム)

弥生時代を代表する遺跡「朝日遺跡」。現在の清須市と名古屋市西区にまたがる朝日遺跡は東海地方最大の遺跡と言われ、東西約1.4km、南北0.8kmにおよぶ広大な範囲からは数多くの住居跡や墓、出土品が見つかっています。日本最大級とされる吉野ヶ里遺跡(佐賀県)に匹敵する、この朝日遺跡の魅力を伝えるために2020年にオープンしたのが『あいち朝日遺跡ミュージアム』です。

あいち朝日遺跡ミュージアム
2020年に開館したあいち朝日遺跡ミュージアム(©️SAKURA編集部)

「古代体験プログラム」に参加して、勾玉作りや火起こし体験をしてみよう

古代体験プログラムの一つ「カラフル勾玉作り」。勾玉は弥生時代の宝物。実際に朝日遺跡から勾玉が出土しており、展示室で見ることができます。独特のあの形は、熊や猪の牙、胎児、三日月など諸説あるようです。本来は石を削ったものですが、同館では子どもでも短時間で取り組みやすいようにプラスチック粘土を使用。湯煎して柔らかくなった粘土で形を作り、穴をあけて、ネックレスやストラップにしてお持ち帰りできます。

人気の体験MENU

カラフル勾玉作り
プラスチック粘土を使って、弥生時代の宝物「勾玉」を手作り。完成後はネックレスやストラップにしてお持ち帰りできます。

■開催/土日祝11:00~、14:00~(各30分)
■対象/どなたでも
■料金/300円
■予約/不要

あいち朝日遺跡ミュージアム
(画像提供:あいち朝日遺跡ミュージアム)
あいち朝日遺跡ミュージアム
カラフル勾玉作り(画像提供:あいち朝日遺跡ミュージアム)

「火起こし体験」は平日・土日祝ともに体験可能(雨天時は除く)。マイギリ式と言われる火起こし器を使って、火種作りに挑戦できます。横棒を上下させることで火きり棒が回転し、摩擦熱を高めて火を起こします。簡単そうに見えて意外と難しく、煙が出ると感動!原始的な火起こしを体験して弥生時代の暮らしに思いを馳せてみませんか。その他、同館では月替りの体験プログラムも開催。お出かけ前にホームページにてチェックを♪

人気の体験MENU

火起こし体験
マイギリ式火起こし器を使って火種作りに挑戦!大人も夢中になるかも!?
※雨天時は中止

■開催/平日13:00~、土日祝10:00~、13:00~
■対象/どなたでも
■料金/50円
■予約/不要

あいち朝日遺跡ミュージアム
(画像提供:あいち朝日遺跡ミュージアム)
あいち朝日遺跡ミュージアム
火起こし体験(画像提供:あいち朝日遺跡ミュージアム)

大人もココにハマる!

▶木の棒と板、ロープのみで行う原始的な火起こしは意外と難しい!

展示室では、重要文化財に指定される貴重な朝日遺跡の出土品や、精巧なジオラマに注目!

展示室での注目は、集落を再現した朝日遺跡ロケーションジオラマと貴重な出土品。基本展示室1の奥に広がるジオラマは、最盛期(紀元前3~紀元前2世紀頃)を中心に、集落とその周辺での人々の暮らしを再現しています。

あいち朝日遺跡ミュージアム
基本展示室1(©️SAKURA編集部)

よく見ると、住居の周りには環濠(かんごう)と呼ばれる堀や防護柵があったり、弓矢でシカを狙う狩人がいたり、武器を持って争いの様子が再現されていたり。とても精巧に再現されているので、住居のつくりや、人物の動きに注目してじっくりと眺めてみるのがおすすめです。

あいち朝日遺跡ミュージアム
遺跡や出土品などを手掛かりに再現された「朝日遺跡ロケーションジオラマ」(©️SAKURA編集部)

基本展示室2では、重要文化財の出土品約300点を展示。朝日遺跡の出土品と言えば「円窓付土器(えんまどつきどき)」と「赤彩土器(せきさいどき)」が特徴。大きな穴が開いていたり、赤色に装飾された個性的な土器ですが、何に使われていたものなのか今だ解明されていません。一つひとつ形や色味が異なるので、暮らしぶりを想像しながら見学してみるのも面白いですね。

あいち朝日遺跡ミュージアム
大きな丸い穴がある「円窓付土器」と、赤色の「赤彩土器」(©️SAKURA編集部)

朝日遺跡は、土器だけでなく、鍬や鋤、装飾品など、出土品のジャンルが多岐にわたっているのも特徴。細かい部分まで緻密に作られており、弥生時代の高度な技術をうかがい知れます。中には、製作途中の状態で見つかったものもあります。また、他地域でしか手に入らない素材が使用された出土品からは、物々交換のような交流があったのではとの推測も。貴重な史料、必見です。

あいち朝日遺跡ミュージアム
朝日遺跡の出土品の多くが重要文化財に指定されている(©️SAKURA編集部)

弥生集落の暮らしを身近に感じられる復元竪穴住居、復元高床倉庫

緑豊かな屋外スペース「体験弥生ムラ」には、復元竪穴住居と復元高床倉庫、復元方形周溝墓、体験水田があり、弥生時代の生活空間を再現。朝日遺跡でも多数の竪穴住居跡が見つかっています。体験水田では実際に稲を育てており、季節ごとでイベントを開催。貝塚について詳しく知りたい場合は、併設の「史跡貝殻山貝塚交流館(入館料無料)」にも足を運んでみましょう。

あいち朝日遺跡ミュージアム
復元竪穴住居 (©️SAKURA編集部)
あいち朝日遺跡ミュージアム
復元高床倉庫 (©️SAKURA編集部)

愛知県で発見された朝日遺跡。実際に展示を見たり、館内のアニメーションを見たり、古代体験プログラムなどに参加してみませんか。わかりやすく紹介されているので、歴史好きはもちろん、詳しくないという方にもおすすめですよ。

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「キッズ考古ラボ」では弥生衣装体験や土器パズル、貝殻などを使った土器の文様付け体験ができる(©️SAKURA編集部)
あいち朝日遺跡ミュージアム
ミュージアムショップ(©️SAKURA編集部)
「朝日遺跡」を紹介する遺跡博物館
あいち朝日遺跡ミュージアム

アイチアサヒイセキミュージアム

愛知県清須市朝日貝塚1
アクセス:【車】名二環「清洲東IC」から約1分 【公共交通機関】名鉄「新清洲駅」から徒歩約22分、または城北線「尾張星の宮駅」から徒歩約9分

052-409-1467
9:30~17:00(最終入館16:30)
月曜(祝日の場合は翌平日)
一般300円、高大生200円、中学生以下無料
有(無料)
https://aichi-asahi.jp/
aichiasahisite

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Megumi.Iです!初めての街や初めてのお店ってワクワクしますよね。暮らしに役立つ情報を通して、そんな素朴なワクワクをお届けできるように頑張ります(^^)

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