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豊橋祇園祭

吉田神社の神事『豊橋祇園祭』 は2024/7/19(金)〜21(日)まで3日間開催

手筒花火の放揚(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)

江戸時代から続く「三州吉田の花火祭り」と呼ばれている『豊橋祇園祭』は、吉田神社の神事として始まりました。
1124年に創建された吉田神社は「スサノオノミコト」をお祀りしている神社。吉田神社は、京都の八坂神社に端を発する「牛頭天王信仰」に結びついています。祇園精舎の守護神であるこの牛頭天皇は、荒ぶる神として疫病を払う力があるとされてきました。こうした信仰から吉田神社は、古くから武将に親しまれ特に源頼朝に尊ばれていたことで、その名が知られています。その時代より東海道を渡る武士たちにとって三河地方(愛知県東部)は、東から西、西から東への分岐点であったようです。

神事である手筒花火は2024/7/19(金)開催

2024年7月19日(金)は、「手筒花火発祥の地」といわれる吉田神社にて約350本の手筒花火を放揚。460年の歴史が続く花火の神事を自由にご覧いただくことができます。

手筒花火のクライマックスは、大筒花火。2人1組で台に上り、筒の入り口から火の粉が入らないよう1人が筒先に覆い被さります。そして種火を持った点火役のもう1人は、その年の神事の無事を願って種火で「水」の字を3回書きます。

その後、筒に被さった1人が身を起こし、点火役が大筒に点火します。この神事の合間には、小型の手筒花火や、筒先から星 (火薬の入った球) が多数飛び出す乱玉も打上げれられ、神事に華を添えます。

大筒への点火「振込み」(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)

2024年7月19日(金)

吉田神社境内

18:30〜22:00
大筒 8台、乱玉8台、手筒 350本
雨天、荒天決行
 

豊川の打上花火大会は2024/7/20(土)開催

2024年7月20日(土)開催の花火大会は、江戸時代、日本三大花火として皆に親しまれていた打ち上げ花火。
現在は、豊川に浮かべた10隻の台船上からあげられ、打ち上げ花火が目前に迫ります。そのほかミュージックスターマイン、ナイアガラ(銀滝)、花火等1万2000発がダイナミックに18時より打ち上げられます。

大きいサイズのスターマイン
豪快に上がるスターマイン!(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)
桟敷席から見る花火
桟敷席から見る花火(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)
豊川の水面にも浮かぶ
豊川の水面にも浮かぶ(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)
全長100mにも及ぶスターマイン(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)
市内電車越しに見える花火
公共交通機関で♪(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)

2024年7月20日(土)

豊川河川敷

18:00〜21:00
約1万2,000発
小雨決行
  荒天時は翌日延期または中止

ビュースポットはココor見どころ

■全長100mにも及ぶスターマイン。大玉花火の競演

主催者よりメッセージ

広大な豊川にて行われる花火大会へ是非お越しください。

締めくくりは2024/7/21(日)開催の『頼朝行列』

2024年7月21日(日)頼朝行列には、東三河地方独特の、笹踊りの舞い手が付き従います。笹踊りの様式は、1680年代には現在のかたちに出来上がっていたとされています。緋色の衣装に身を包んだ踊り手が3人1組になり、1人は太鼓、2人は小太鼓を打ち鳴らしながら踊ります。

3人1組で踊る笹踊り
笹踊り(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)

吉田神社で結界が切られると、いよいよ行列の出発です。行列の先頭から、獅子飾鉾 (ししさかほこ) 、鼻高面 (はなたかめん) などに続いて神輿が並びます。その後ろには神職、奉賛会役員らが続き、そして笹踊りが舞いながら後を追います。

(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)

さらに頼朝役の男児、乳母、十騎と呼ばれる、十人の武将に扮した子供達が付き従い、最後に饅頭配り (まんじゅうくばり) が、饅頭を配りながら練り歩きます。神輿渡御は、関屋町、上伝馬町、萱町、新本町の順に巡り、本町の輪くぐり神社で祝詞をあげた後、札木町、西八町と回って吉田神社に戻ります。

(画像提供:豊橋祇園祭奉賛会)

鎌倉時代から続く祇園祭の様子を、今も再現されているようです。
手筒花火の神事から、ダイナミックな打ち上げ花火、頼朝行列まで、三河の歴史・迫力が伝わってきますね。

『豊橋祇園祭』にお越しになるには、公共交通機関がオススメです。
名鉄、JR豊橋駅から徒歩15分、又は豊橋駅から路面電車で「札木」または「豊橋公園前」下車徒歩5分です。ゆったり時間に余裕をもって向かうのが良さそうです。

問合せ先
豊川祇園祭奉賛会

トヨカワギオンマツリホウサンカイ

0532-53-5528
https://www.toyohashigion.org/

※情報はページ上の更新日現在のものです。取材時と一部内容が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

SAKURA編集部_Yumi.S

SAKURA編集部_Yumi.Sです。
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