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三光稲荷神社

「三光寺さん」と呼ばれ、犬山で親しまれた歴史ある神社

創建時期は明らかではありませんが、三光稲荷神社は古くから｢三光寺さん｣と呼ばれ、地元の人に親しまれてきました。織田信長の叔父である犬山城主織田信康の保護を受け、また、江戸時代以降は犬山城主成瀬氏の守護神であったと言われています。宇迦御魂（うかのみたま）大神を祀り、1964年に犬山城内から現在の場所へ移築されました。

かつて、7月22日の大祭日には、火を灯した赤い提灯を笹の先につけて家族で参拝に出かけるという風習があり、木曽川犬山橋の下流にはたくさんの提灯を灯した巻き藁舟が浮かび、夏の風物詩となっていたようです。昭和の中頃にライン大橋が建設されたことで巻き藁舟は姿を消してしまいました。現在では、地元の方が中心となって、毎年7月22日に三光稲荷神社縁日を開催しています。

男女良縁・家内安全・商売繁昌・金運招福などの御利益がある

境内にある姫亀神社は、男女良縁、家内円満、夫婦和合がご神徳であり、これが、三光稲荷神社が縁結びスポットとして知られる所以です。まずは拝殿へお参りをしましょう。良縁祈願をしたい方は姫亀神社へ。ハート絵馬は社務所で500円を奉納し受け取ります。裏に願いごとを書き、絵馬掛け台へ。自身のハート絵馬を撮影したり、壁アートのような絵馬掛け台の前で撮影をしたり、さすがSNS映えスポットとだけあって、境内では多くの方が撮影を楽しんでいます。

三光稲荷神社の境内は「かわいい」がいっぱいあります。ハート型のお守りや、かわいい人形のおみくじ、地面に描かれたハート、ピンク色のベンチや、ハートいっぱいの自販機まで。見ているだけで幸せな気分になれますよ。