愛知名古屋咲楽｜愛知県｜稲沢市｜西尾張探訪『尾張大國霊神社（国府宮）』界隈

愛知名古屋の魅力発見！『西尾張探訪』第12回目は尾張大國霊神社（国府宮）界隈をご紹介。

尾張大國霊神社（国府宮）界隈

MAP① パスタデココ稲沢国府宮店
MAP② ブーランジェリーミモザ
MAP③ 風見鶏本店
MAP④ モータウンカフェ
MAP⑤ 鶏笑稲沢店
MAP⑥ 八蔵
MAP⑦ カフェヨシノ国府宮店
MAP⑧ チャーハン金龍国府宮駅前店

尾張大國霊神社（国府宮）

尾張地方に春を告げる風物詩「国府宮はだか祭」熱気溢れる裸男のもみ合いが3年ぶりに復活！

創建は2000年以上前、尾張地方の総鎮守神、農商業の守護神、厄除神として信仰を集める尾張大國霊神社。奈良時代、国府の政務機関である国衙（こくが）が近隣にあり、国司自ら祭祀を執り行う神社であったことから、「国府宮」の愛称で親しまれています。

はだか祭で有名な尾張大國霊神社（国府宮） — 拝殿と楼門は国指定重要文化財。参拝の際は建物にも注目を。（画像提供：尾張大國霊神社）

2月といえば、国府宮はだか祭。正式名称は「儺追神事（なおいしんじ）」と言い、奈良時代に行われた悪疫退散の祈祷が始まりとされています。現在のように裸で行う寒参りの風習が結びついたのは江戸時代末期。昔は、その年の災厄を負わせる儺負人（神男）を取り押さえる「儺負捕り」が行われていましたが、時代とともに形が変化。裸男のもみ合いは、この儺負捕りの伝統を受け継ぐものと言われています。

今年は3年ぶりにもみ合いが復活。2月3日には年男を中心に裸男が集結し、なおい布を結び付けたなおい笹を捧げ、威勢よく境内へ駆け込み奉納。神男に触れて厄を落とそうと激しいもみ合いが繰り広げられました。

標柱建式から始まり、なおい茶会まで約2週間にわたって関連行事が行われる儺追神事。今年は、昔ながらの形を続けていく難しさがある中での開催となります。今後も絶やすことなく地元文化を守っていけるよう、参加者も参拝者もモラルを守って楽しみたいものです。

■2023年　国府宮はだか祭（儺追神事）
1/23（月）
9：00 儺追神事（はだか祭）標柱建式
10：00 儺負人（神男）選定式
2/2（木）13：00 大鏡餅奉納
2/3（金）15：00 儺追神事（はだか祭）
2/4（土）8：00 大鏡餅餅切始
2/12（日）9：30 なおい茶会

【はだか祭限定御朱印】
祭りに合わせて、前日・当日・翌日の日付入り限定御朱印が頒布される（各500円/書き置き）。※4種類すべて1/23（月）より頒布予定（なくなり次第終了）

はだか祭で有名な尾張大國霊神社（国府宮）限定御朱印 — 2日（木）（画像提供：尾張大國霊神社）

約1250年の歴史を持つ国府宮はだか祭

尾張大國霊神社（国府宮）
オワリオオクニタマジンジャ

愛知県稲沢市国府宮1丁目1-1

アクセス：名鉄「国府宮駅」北出口から徒歩3分

祈祷受付9：00～16：00
無休
0587-23-2121
有（無料）※儺追神事前後3日間は神社周辺で交通規制を行い、駐車場は使用できません
https://www.konomiya.or.jp/

尾張大國霊神社（国府宮）界隈には見逃せない飲食店がいっぱい

大通り（県道65号線）の周辺や、車で5分ほど行ったJR稲沢駅周辺など、尾張大國霊神社（国府宮）の界隈には注目の飲食店が多数あります。ラーメンや鉄板スパゲッティ、あんかけスパ、からあげ、パン、チャーハンなど、どれも気軽に立ち寄りやすいジャンルばかり。国府宮はだか祭開催時はもちろん、普段から利用したいお店が揃います。